おいしいウニのクリームパスタ
ウニのクリームパスタはおいしいですよね。でもお店で食べても意外とおいしいものに出会わないのも事実です。
ウニが少ないのが原因として多いでしょうか。風味があまりしない。
あとクリームが少ないせいか、あっさり系になってしまうとウニが生きてこないですよね。
こ、これはうまい・・・ というのになかなか出会わないです。
コストと売れる皿数の落とし所が見つけられないのが、レストランでなかなかおいしいウニのクリームパスタに出会わない原因でしょうか。
瓶詰めのウニ アルコール入り
瓶詰めの「ウニ」が苦手なのは、アルコール入りだからです。
ではアルコールを飛ばしてしまえば、おいしいウニソースとして使えますよね。
そこで前回予告した「ウニのクリームパスタ」を作りましたので紹介します。
とてもおいしくできたので、小学3年の娘は大喜び! もちろん息子も妻も大喜び!
白ごはんにのせて食べたときのテンションとは全く違いましたよ。
あと、やっぱり肝心な写真は調理に夢中で撮れませんでした・・・
ウニのクリームパスタの材料 3人前くらい
- パスタ (スパゲティ) 300 g
- にんにく 2〜3 かけ
- たまねぎ 1/2 個
- 生クリーム 200 mL
- 瓶詰めのウニ 1瓶 120 g
- 塩 適宜
- お酒 少々
- コンソメキューブ 1/2 個
- オリーブオイル 適宜
とてもシンプルです。
スパゲティは今回はうちにあったもので。
結束タイプは便利ですよね。どうしても少し食べ過ぎる傾向になりますが。
あとはニンニクとたまねぎ。
ウニのクリームパスタ 調理
まずフライパンにオリーブオイルをしきます。弱火にして熱くないうちににんにくのスライスを入れ、じっくり炒め香りをオイルに移します。
つぎはたまねぎです。弱火〜中火でじっくり透明になるまで炒めます。
そろそろスパゲティの準備をしましょう。
たっぷりのお湯3Lに塩3gを入れて、スパゲティを投入します。
ゆで時間の1分前に麺を取り出しますよ〜 タイマーセット!
フライパンにウニを投入します。
今回頂いて使用したウニ → うにの尾塚水産 (鹿児島県阿久根市)
前回の記事で使ったアワビ入りウニの残りも全投入しました。
Amazonで購入できる瓶入りの粒ウニはこちら。アルコール入り。
アルコールの入っていないウニも手に入りそうですが、ウニのクリームパスタにするにはもったいないくらい高価!
自分で買って食べる、という品ではないですね。
ここでお酒を少々投入し、アルコールを飛ばします。(ウニのアルコール 出ていけ!)
スパゲティのゆで汁を少量フライパンに投入し、コンソメキューブを溶かし入れます。
しばらくして生クリームを投入し、くるくるかき混ぜます。ウニクリームができてきます。
少し塩をふり、味を整えます。
そうこうしているうちにスパゲティがゆであがり、大忙しです。
写真撮れなかったです・・・
ゆでたスパゲティを ウニクリームのフライパンに投入です。
混ぜる、混ぜる、混ぜる。
はい出来上がり。ちょー簡単!!
ウニの風味がたっていて、クリーミィでとてもおいしいウニのクリームパスタができました。
そのままでもおいしいですが、パルメザンチーズ(粉チーズ)をたっぷりかけるとよりおいしいです!!
ウニの風味とチーズの香りが相まって、より複雑な味になります。
ウニ臭さとチーズ臭さが昇華して高次元の風味とうまみで最高です!!
ウニに入っているアルコール臭(アルコールは抜けていますが)さえ、生ウニそのものよりもおいしさにプラスに作用しているのではと思えます。
黒トリュフソースを使ったペンネ
子供がウニのクリームパスタを食べられるかわからなかったので(このウニは白ごはんでは食べられなかった)、バックアッププランとして、簡単でおいしい コストコのブラックトリュフソースを使ったパスタを紹介します。
今回ウニのクリームパスタと同時並行で作りました!
コストコの黒トリュフソースは人気です。
基本はほぼマッシュルームのソースなのですが、とにかくおいしい! コストコで見かけたら、必ず買います。
コストコでこのソースを知ってる人は、このパスタ、みんな作ってる?!
フライパンにオリーブオイルをしいて、ニンニクを炒めて香りを出し、たまねぎをよく炒めます。こっちにはベーコンを投入!
今回は手抜きなのでセブンプレミアム ベーコンスライスの1/2パックを使用。
炒めたらもうコストコのブラックトリュフソースをたっぷりめに投入!
いつも量は適当です。多めがおいしいですよ。
火を通したら、茹で上がったペンネを投入、かき混ぜます。塩味を整えて完了!
さっきのウニのクリームパスタとこの黒トリュフソースのマカロニとを同時並行でつくっていたので、写真を撮る余裕が全くなくなっちゃったんです・・・
☆☆☆
村上春樹の「風の歌を聴け」でしたか。
主人公が電話で話せない理由として、スパゲッティを茹でているところなんだ、と言ったのは。
ほんとによくわかります。
☆☆☆
味が足りなかったら、タバスコとパルメザンチーズで調整。はずれなしです。
タバスコといえばアメリカのルイジアナ州で生産されています。
今回ハリケーン 「アイダ」が上陸し、大きな被害が出ています。
被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
私がニューオーリンズを訪れた2008年12月は、2005年8月のハリケーン「カトリーナ」の被害がまだ色濃く残っていました。
新型コロナウイルス感染症の影響で旅行にはいけませんが、タバスコを使うたびにルイジアナ州ニューオーリンズの雰囲気を思い出し、懐かしみます。
夜の喧騒、Jazz、オイスター、ジャンバラヤ、ガンボ、ベニエ・・・
Brenann’s での朝食はアメリカ留学中の旅行の中でも最高の思い出のひとつです。
ニューオーリンズを発つ朝、襟付きのシャツに着替えて行きました
→ レストラン Brenann’s
オードリー・ヘプバーンが主演となった「ティファニーで朝食を」
Breakfast at Tiffany’s
をもじって、
Breakfast at Brenann’s と言いますよ。
今回はマカロニで作りました。でもこのソースにはペンネが一押し。スパゲティもおいしいです。子供はマカロニが食べやすいみたい。
早ゆでタイプは便利ですよね。
さっきの写真のここにトリュフソースのマカロニがいました!
どっちもおいしかったですよ〜
結局バックアッププランの黒トリュフソースのマカロニよりも、小学3年の娘はウニのクリームパスタの方を喜んでたくさん食べました。
家で作るパスタはとにかく簡単でおいしいのがいいですね!
これで「瓶詰めウニ」のアルコール問題は解決です!!
かてにん
Fingers crossed!