注)アイキャッチ画像はテクシーリュクスではありません
はじめに
革靴はその形のフォーマル度合いを覚えておくと、買い物するときに便利です。
覚えていなくても、そんなことあったな、とググればいろんなまとめサイトが出てくるので便利ですよね。
気に入ったシリーズの靴があっても、種類が多くて迷ってしまいがちです。
下手すると、靴屋さんとかでは、かっこいい茶色のカジュアル靴と黒色の超フォーマル靴とで迷ったりします。
食事する時にフランス料理にしようか、チェーン店のラーメン屋にしようか、ふつう迷わないですよね。
フランス料理かイタリア料理かは迷うかもしれません。
ファストフードのハンバーガーか牛丼かは迷うかもしれません。
でも革靴のカタチを知らないと、同じようなことを革靴選びでやってしまいがちです。
基本を抑えておけば、革靴を増やしていく時に(そう、1足で済まそう、というより、増えていくもんなんですよね、革靴って)、効率よく買えたりします。
定番の3種類
そこで以前のブログ記事で、私の体験からランウォークがとにかくおすすめだと、紹介しました。
数ある「カタチ」の中からまずおすすめの3種類に絞りました。
初めの革靴はこの3種類のなかから選ぶ。色は必ず「黒」
- 内羽根ストレートチップ
- 外羽根プレーントゥ
- 外羽根Uチップ
この3種類のどれかで済ませば、将来革靴に凝っても、あるいはまったく興味がないままでも、なにも靴のことを気にせずに、あるいは他人からとやかく言われる、思われることなく、過ごせます。
ランウォークは長持ちします。革の質感は一見高くなさそうですが、私の以前のものは約4年持ちました!!
ランウォークは使ってみるといいものなのですが、初めに買う革靴として だいたい2万円から3万円という値段が高く感じるかもしれません。
そこで今回はもう少しお求めやすいシリーズもあるので紹介します。
テクシーリュクス(アシックス商事)
テクシーリュクス texcy luxe というブランドのビジネスシューズです。
アシックス商事株式会社の商品で、親会社はあの株式会社アシックスです。(参考 アシックス商事HP)
多くの靴屋さんに置いてあります。ネットでの取扱店も多いです。
近所のイトーヨーカドーの靴売り場にもあります。種類がたくさん置いてあって、やはり革靴の「カタチ」を知らずに買うには悩みそう。
そこで前回紹介した3種類に絞って、これを買えば間違いない商品を紹介します。
機能性についての詳細はアシックス商事の公式HPにあります。
防水仕様
まず少し高めの方のゴアテックス仕様(防水仕様)のビジネスシューズです。
1万2000円から1万6000円くらいで購入できます。
3種類はフォーマルからカジュアルの順に並べてあります。
1. 内羽根ストレートチップ
一番フォーマルで冠婚葬祭も大丈夫なタイプ
2. 外羽根プレーントゥ
ビジネスシーンでの普段履きにはこれ
3. 外羽根Uチップ
ジャケパンでもスーツでも気軽に。ビジネスシーンの普段履きにOK
私の仕事用はこのタイプ
上のは幅広の4Eですね。
定番3種ではないですが、似たカタチのスワールもかっこよし
通常仕様
次にさらにお求めやすい通常仕様の3種類を紹介します。
5000円から9000円くらいで購入できます。かなりお得な感じがします。
1. 内羽根ストレートチップ
一番フォーマルで冠婚葬祭も大丈夫なタイプ
ライザップとのコラボモデル。
先に紹介したモデル TU-7010 より先端がテカっています。
デザインもぐぐっとかっこいい!
追記 2021.11.14
息子の面接試験用に購入したスーツに合わせて、この形の革靴を買いました!
なんともこのデザインが気に入ったとか。 たしかにかっこいい靴です。
息子は足幅が細いこともあり、スニーカーは私と同じ 26.0 cmを履いていますが、この靴は 24.5 cmがベストサイズでした。
記事にしました! 2021.11.19
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2. 外羽根プレーントゥ
ビジネスシーンでの普段履きにはこれ
3. 外羽根Uチップ
ジャケパンでもスーツでも。ビジネスシーンの普段履きにOK
お値段はだいぶお安く済みます。
紹介した商品の中で、靴の幅が違うものがあるので、購入されるときは幅が3Eなのか4Eなのか、など幅違いには注意してくださいね。
ランウォークかテクシーリュクスか
ランウォークにするか、テクシーリュクスにするか、については考え方次第で選んでいくことになります。
防水機能付きかどうかも。(私はゴアテックス仕様をおすすめします)
私は2万円台のランウォークを約4年履きました。革部分は大丈夫だったのですが、やはりかかと部分はだいぶすり減っていまい、「シューグー」で補修しつつ、長持ちさせました。
ランウォークのコスパとしては、1年あたり5000円から6000円くらいになるでしょうか。
テクシーリュクスは2万円ちょっとあれば、通常仕様だと3足購入できることになります。
アマゾンのレビューでは、テクシーリュクスはお求めやすいので、1足を履きつぶしては早めに新しい靴に履き替えていく、という方法をとっている方が多いです。
手にしてみると、ランウォークの方が少し質感が高いので所有欲はランウォークの方がお値段分良い気がします。
ただし長く履いたランウォークと、新しいテクシーリュクスで比べると、遠目には新しいほうがきれいに見えますね。
私の履きつぶしたランウォークもお手入れにより革部分はとてもきれいな輝きを保っていましたが、シューグーで補修した部分は、すこし残念でした。
それでも履き心地の良さで、大切に履いていたのです。
しかし
ランウォーク1足の値段でテクシーリュクスを2~3足揃えられるとなると、1足を防水仕様にして、ほかの靴は通常仕様にする、など選択肢が増えますね。
1足を1年くらい履いて、次の1年はまた新しい靴を履く、というのもありですね。
革靴は連続して毎日履かずに、複数足をローテーションして履くのがよいとされています。
その方が革靴が長持ちするようです。高級革靴では私もそうしていましたし、その方が良いと思います。
ただ私はランウォークは毎日履いています。履き心地がいいので。
高級革靴の出番がめっきり減ってしまいました。
ローテーションする必要もなく、靴ひもをその都度結ぶこともなく、どんどん履いています。
毎日同じ感触の革靴を履ける、というのもメリットです。
革靴をローテーションすると、気分転換になる面はあるんですが、履き心地が靴によって微妙に違うので、自分の身体感覚も少し違います。
「革靴を履くことでのストレスを限りなく軽減する」という点で、ランウォークもテクシーリュクスもとてもいい選択だと思います。
あと革靴のストレスといえば、新しい革靴にするとき、靴が足にあっていても、どこか靴ずれができたり、痛かったりします。
一般的な革靴はそれを乗り越えて 時間をかけて気持のいい履き心地になっていきます。
でもランウォークもテクシーリュクスも日本人の足の形にあっているということと、履きやすさから、一般的な革靴のように履き慣れるのにしばらく時間がかかる、ということはありません。
初めから馴染んだような履き心地です。
高級革靴みたいに履いて慣らして育てていく感覚、はないですが、この現代社会にはこのスピード感、軽快さ、が合っていると思います。
すぐに普通の履き心地が得られるので、1足を長く履かずに1年毎など、古さを感じたらどんどん新しいテクシーリュクスに履き替える、ということができます。
まとめ
以上テクシーリュクスで選ぶ革靴を紹介しました。基本のカタチをおさえておけば、たくさんある種類から、迷うことなく購入できます。
前回ランウォークで紹介した3種類を、そのままテクシーリュクス選びに活かしました。
ランウォークのお値段は少し高めですが、それに見合った仕事をしてくれる商品だと思っています。
一方、テクシーリュクスは同じコンセプトのまま、お求めやすいお値段で革靴をそろえられます。
「雨に強い」定番の革靴、を持っていれば、高級ブランドの革靴が欲しくなったとき、定番ではないカタチのものを買っても大丈夫!
雨の日にはランウォークまたはテクシーリュクスがあるので、高級革靴を履かずにすむのでやっぱり大丈夫!(なので防水仕様がおすすめ!)
革靴に興味がない人のはじめの革靴に、履きやすくストレスフリーなテクシーリュクスはお求めやすくおすすめです。
革靴沼にハマっても、定番の「カタチ」のテクシーリュクスはきちんとその役割を果たしてくれるでしょう。
かてにん
Fingers crossed!