レシピ PR

低温調理でポークチャップ|火加減の心配なし!厚切りポークをやわらかくおいしく!!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

低温調理器を導入

前から気になっていた低温調理。興味はあるけどどんなものだろう・・・

なかなか手を出しづらい調理器具ですが、安いもので試してみよう!

と決心し、ついに低温調理器を買いました。とりあえず試しなので安いやつ。

かたまり肉の調理が得意なのが低温調理器です。

ローストビーフがおいしくできる、サラダチキンが簡単にできる、というのが最近低温調理器が広がっている理由でしょう。

ついにうちにも導入しました! で、実は娘が好きなのがこのポークチャップ。

フライパンで簡単に作れるじゃないかって? そうなんですよ。

でも厚切り肉を低温調理して絶妙な火加減を入れて作ると、たしかにチョーおいしい。

あんまり受けが良かったので、肉3種類を同時に調理してみたので、その様子を記事にします。

豚肉3種類

豚肉は近くのイオンで売っていたかたまり肉3種類を使いました。

最終的にこの うまみ和豚 肩ロース がこの調理では一番おいしかったです!

まったく同じ調理方法でしたが、こちらはぱさついていまいちでした。ふつうのロース。豚の品種は同じっぽく、部位違いでしょうか。

娘のために塩だけの調理なので、大人用にすでに味付けしてある豚肉ロース アメリカ産も。

同時調理できるのも低温調理のいいところですね。

調理方法

基本塩とおろしにんにくペーストのみ。

塩は肉の重量の1%をきっちり量って使います。

今回はコストコで一回買うと永久になくなりそうもないヒマラヤ岩塩。

粒が大きいので普段遣いには使いにくいですが(塩の振りムラが大きいので塩味のムラも大きい)、こういった使い方にはベスト!!

肉の重量はお店の計測をそのまま信じて、1%の塩を量ります。

あとは豚肉の水気をキッチンペーパーで拭き取り、ジップロックに入れ、塩を入れてまんべんなく豚肉の表面にいきわたらせ、ニオイ消し用に おろしにんにくペーストを適当に入れてジップロックの外から肉をモミモミします。

味付け豚肉はそのままジップロックへ

低温調理 温度設定

豚肉の厚さを測って、低温調理器の温度と時間を決定します。

今回は65℃ 3時間30分

最近気がついたのですが、予定調理時間より長めに設定しておくといいですよ。

設定して、設定温度になると同時にお肉を沈められるかわかりませんし、出来上がったときにすぐに取り出せるかどうかもわからないですからね。

出来上がってすぐでなくてもよいようですが、細菌繁殖力が強い温度帯に長くおいておくのは低温調理では避けたほうがよいでしょう。

調理完了!!

ドリップが出ていますが、これはソースで使うので旨味は逃しません!

フライパンで焼いて完了!

香ばしさを立たせるために、低温調理とはいえ、表面は高温で焦げ目がつくまで焼きます。

まずは味付けポークからフライパンで焼きました!

塩味ポーク2つは同時にフライパンで焼きました!

かたまり肉で中はピンクになるのが低温調理ですが、好みにより厚くスライスしてさらにピンク色の断面を焼くのもおいしくなると思います!

↑ 味付けポークの断面は厚いところはピンク色

↑ 写真の下が肩ロース、上がロース。肩ロースの断面だけピンク色です。

同じ銘柄ポークの部位違い、厚さは同一。色合いはこんなにも違います。

好きな方はこの段階で食べてください。火は通っています。

娘のためにさらにピンクの強い肩ロースのカット面を表面だけさらに焼きます

ポークチャップのソースを自作

ローストポークじゃなく、ポークチャップのレシピです。

ソースを作ります。これがおいしいのでぜひ! 簡単です!!

肉を焼いたフライパンにジップロックにたまったドリップをすべて入れ、酒 または 白ワインを適量入れて煮詰めていきます。

アクは取れれば。あんまり取れないです。焦げカスが多ければ網で濾して取り除きます。

程よいところでケチャップ 大さじ2 ソース 大さじ2 を加え、どんどん煮詰めます。

最後の方はケチャップそのものを炒めている感じのトロトロ具合になります。

そこで最後に酢 小さじ1を加え、ぐるぐる木べらで混ぜてソースっぽくなったら完成!

ポークチャップ 完成!

時間はかかりますが、厚切り豚肉をフライパンで直接つくるポークチャップよりも、失敗のない火加減で間違いなくやわらかくおいしくできます

料理が上手い人や火加減をきちんと入れられる人には向かないです。

素人が失敗なく火入れできる、というのがこの低温料理によるポークチャップのメリット!

いい写真を取り忘れてしまいました。これが豚肩ロース 塩味 を厚くカットしてさらにカット面の表面を焼いたポークです。

食べる用にナイフで切った断面。

中心はまだピンク色でやわらかく、しかし安全に火が通っていて 表面の香ばしさもあり とてもおいしかったです!

皿の左上にポークチャップのソースがあり、これをからめて食べました。 このソースがおいしいんですよ! 肉の旨味と塩味が両方効いているので、この状態でつけて食べるのがおいしいです。

ローストポークとしても塩味が完璧でおいしいですよ!

もちろんチョーおいしかった!! 娘も大喜び!! 家族みんな大喜び!!

まとめ

このレシピは私のようなシロウト向けの簡単においしくできるレシピなので、時間がかかるのが欠点ですが、大した手間もないのでおすすめです!!

ローストポークとしてもおいしいですが、カットして表面あぶって ソースを作ってポークチャップとして食べるのが、子供も含めて万人受けすると思います。

今回の美味しい順は

  1. 国産 豚肩ロース 塩味
  2. アメリカ産 味付け豚ロース (味がパンチがなかった。スパイスに工夫が必要)
  3. 国産 豚ロース 塩味 (部位がぱさついた食感。鶏むね肉みたい)

低温調理はかたまり肉をおいしく調理できますが、食材の性質がそのまま味に出てくるので、もとの食材選びが通常の調理法よりも大切です。

低温調理器は応用範囲は狭いと思いますが、それでも工夫次第でいろいろできそうです。

仕事が休みのときにいろいろ作ってみるのが楽しいので、まず娘にウケるかどうか基準でおいしい料理をチャレンジしていきます!!

かてにん
Fingers crossed!