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【レビュー】アーキサイトの英語配列コンパクトキーボード |省スペースのメカニカルキーボードをお探しならおすすめ!

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はじめに

最近買った職場Windowsパソコン用のキーボードがよかったのでレビューします。

気に入って使っているのはアーキサイトのProgresTouch RETRO TINYです。プログレタッチ レトロ タイニー。


メカニカルキーボードで英語配列静音赤軸のコンパクトキーボードにしました。

アーキサイト ARCHICITE 社の製品で、キーボードのブランド名がアーキス ARCHISS です。

アーキサイト社って?

うれしいことに日本の企業で、それだけでも安心感がありますよね。

事情があって英語配列にしたのですが、日本語配列と英語配列が選べるというのはポイント高いです。

さらにメカニカルキーボードといえば、やはり気になるのはキースイッチ。

それも自由に選べるのは、もう真剣にキーボードを売るぞ、世界でも売るぞ、という気概を感じるのは私だけではないはず。

キーボードのサイズ

このシリーズ ProgresTouch RETRO には3種類の大きさがあります。

まず通常のテンキー付きのフルサイズキーボード 。(ProgresTouch RETRO)

つぎにテンキーなしのテンキーレスキーボード。製品名のあとにTKLとついています。Ten Key Lessの略かな? (ProgresTouch RETRO TKL)

さらに小さく、ファンクションキーを省略したコンパクトキーボード。私の購入したのはこれです!

製品名のあとに TINY がつきます。TINYは英語で「とても小さい」という意味です。 (ProgresTouch RETRO TINY)

いろいろ選べるのは助かりますよね。

私は職場のデスク上のスペースが小さいので、迷うことなくコンパクトキーボードにしました!

数字入力にはテンキーあると便利ですが、右手とマウスとの距離が離れます。

ファンクションキーも機能が割り当てられていて便利ですが、実際個人使用のパソコンだと、音量とか画面の明るさとかは一旦設定したら意外と使わないですよね。

普段はノートパソコンを折りたたんで立てていて、モニターとキーボードのみで使っています。

ノートパソコンのデスクトップ使用です。マックだとクラムシェルモードというんでしたっけ。Clam shell: 二枚貝の貝殻。上手いネーミングですね。

ノートパソコンを閉じると、電源ボタンと指紋認証、レノボ特有のトラックポイントは使えなくなります。(オレンジの囲み)

それぞれ便利だと思っていたんですが、なくても意外と問題なく使えるんですね。

この3つで一番残念なのは、やっぱりトラックポイントです。マウスまで手を伸ばさずに、ホームポジションのまま人差し指で操作できるのは秀逸です。

しかし新たな環境への適応というか、今のセットアップがいい環境になったので、別のメリットがあるので他のことは気にならなくなりました。

日本にいてなんで英語配列なの?

そうなんです。英語配列信者ではないんです。

アメリカで仕事していたときはもちろん英語配列キーボードしかなくて、自分の日本から持ち込んだパソコンだけが日本語配列だったので、使い分けが面倒でした。

そこで帰国して購入した Lenovo ThinkPad や Apple iMac, Apple MacBook Air は英語配列にしたんです。

キーの配列を変えて日本語入力は問題なくできるし、Enterキーは小さいものの近いところにあるし、”[” “]”は両隣にあるし(つまり日本語のカギ括弧も左右両隣にあります)、「’」はSHIFTキーは押さなくてもいいし。

英語配列には信者がいるくらいメリットも多いです。かなの刻印がないので見た目のスッキリさだけで好きになる人もいます。

そういう人に響く、日本語キーボードのかな刻印のないモデルもありますね。

プログラマーでは英語配列が好きな人が多い印象ですね。コードを書くには便利な配列らしいです。

一方で、アンチ英語配列の人も多く見られ、なぜ日本語配列がよいのかを主張している人もいます。

好きな方を使えばいいと思うんですけどね・・・

さらにこの小さなキーボードには Delete キーまでついています。

Windows を使っていると、BackSpace とは違った動きをする Delete キーはよく使うキーです。

これが独立してあるのはほんとに便利です。

私は今回日本語配列キーボードを探しました。

マック iMac で使っていた英語配列のマジックキーボードが壊れたときに、日本語配列で買い直してみたんです。

使用感に何ら違和感がなかったんですね。若干の配列違い以外は。もちろん家族にはこの日本語配列の方がやさしいです。

それと家で日本語配列、職場で英語配列、というアメリカの職場で経験した「ねじれ」が日本でまた生じてしまったので、その「ねじれ」を改善したかったからです。

日本語キーボードにしたかったんですね。でも結局また英語キーボードを購入したんです。

どうしてか?

英語配列内蔵キーボードの ThinkPad X220 に、外付けで日本語配列キーボードにする方法が、どうしてもできなかったんです。

どのようにWindowsの設定を変更しても、レジストリを書き換えても、内蔵・外付けともに同じキーボードになってしまいます。

「どっちも英語」か「どっちも日本語」にしかならなかったんです。

パソコンはハードウェア的にUSBポートの位置を認識しています。USBにつながっている外付けキーボードがどの製品なのかも認識しています。

なので外付けの日本語キーボードを認識して、それだけ日本語配列だと認識してくれるように設定できるはずなんですが、私にはどうしてもできなかっんです。

override の項目を見つけたときは「やっと原因が見つかった!」と喜んだのですが、それらを変更してもできませんでした。

そこで結局英語配列のキーボードを購入することになりました。

英語配列キーボードを使いやすくするにはいろいろと工夫が必要です。特に日本語入力関係ではカスタマイズも多いです。

英語キーボードで日本語入力をするときは、私は左 Ctrl + SPACE で IME のオンオフを切り替えています。

ですので私は左 Ctrl と CapsLock キーを入れ替えて使っています。(黄色四角)

Keyswap というフリーソフトがあり、レジストリを変更してキーの割り当てを変更してくれます。一回設定すればずっと有効です。簡単です。

このソフトを使って、私の Windows のノートパソコン本体の英語キーボードはキーの割り当てを配列を変更しているので、CapsLock キーを押すと Ctrl の働きをします。

左小指で左 Ctrl を押しながら作業するほうが、指の移動的に楽だからです。

コピペするときのショートカットでも左 Ctrl と C や V を同時に押すときに、この設定は楽なんです。

便利なDIPスイッチ

ところがそんなことをしなくても、このキーボードだけをメインに使うんだったら、簡単にキーの割り当てを変更することができます。

このアーキスのキーボードにはDIPスイッチがあります。機械本体のスイッチを変更することで、各種設定を変えられるスイッチです。

このキーボード単体で使うんだったら、私のようなキー割り当てを変更するだけだと、DIPスイッチをひとつ切り替えるだけですみます。

DIP スイッチ1 (SW1) を切り替えることで簡単に左 Ctrl と CapsLock キーを入れ替えることができます。

ほかにも数種類設定項目があります。

DIP スイッチ2 (SW2) : Windows キーと 左 Alt キー の入れ替え
DIP スイッチ3 (SW3) : Windows キーと Fn キー の入れ替え
DIP スイッチ2 (SW4) : Windows の無効化

キーの入れ替えをレジストリを変更することなく、使う人が自分が使いやすいように変更できるように DIP スイッチまで用意してくれているって、素晴らしいですね。

もちろん今回購入した外付けのアーキサイトの英語キーボードも同じ働きをします。

そこで驚いたのが、なんと!キーキャップ付きなんです。

このキーボードを買うと、もれなく交換用のキーキャップがついているんですね。

交換用の道具も付属品でついてきます。

DIPスイッチで切り替えられるだけではなく、各種設定に応じた交換用のキーキャップがついています!

さっそくキーキャップを外して、本来のキーの割り当てどおりに入れ替えました。Aの左に Ctrl 、左下に CapsLock キーです。

快適です。キーも見たままの入力!

キーボード設定を変えるのは楽しいのですが、やっぱり見た目どおりの機能を果たしてくれる方がずっといいです。

実際私のノートパソコン側のキーボードはキートップの表示と機能が異なります。

職場でIT担当の方に自分のPCを見てもらったときに、同席できなくなり、混乱させてしまいました!

通常の設定を変更すると、自分が覚えているうちはいいんですが、カスタマイズをやりすぎると全部を把握できなる可能性があります。

意外と自分がこだわって変えた設定変更って、複雑だと時間が経つと忘れてしまいますし、けっこう大変なことになります。(経験談)

私は必要最低限の変更にとどめています。

私のこのキーボード設定だと、別のパソコンにつないだときには混乱するかもしれませんね。

DIP スイッチはそのままなのに、左 Ctrl がAの左にある、でも入力は CapsLock だ!どうして~??と、混乱を招きそうです。

気をつけないと。

余談ですが、PCを新しく買ったときには、自分が変えた設定やインストールしたソフトなどの手順をテキストファイルでメモしておいて、自分にメールしておくことをおすすめします。

再インストールすることになったときに、そのメールを検索して手順通りにやると、元の環境に用意に戻せますし、よりシンプルな構成にすませたりできるので楽ですよ。

キーキャップといえば、通常よくあるキートップの文字の刻印はプリントです。

Lenovo ThinkPad X220はもう9年も連日使っていて、さすがに「K」の印字がかすれてきました。

9年も使って、全体の印字でまだここだけしかかすれていない、というのは ThinkPad のキーボードの優秀さを示しています。

ですが今回購入した アーキサイトのProgresTouch RETRO TINY のキートップは、なんと「2色形成キーキャップ」です。

2色の樹脂を組み合わせて文字を形作っており、プリントと違って文字がかすれることはありません。

2色の色が異なる樹脂を組み合わせて文字を作るので、穴が空いた文字は作れません。その証拠に「O」などの文字は必ずどこかが切れています。

文字のデザインがレトロな感じがします。プリントよりコストがかかりそうですね。

昔パソコンが高級品だったころ、キーボードの文字がこんな感じだったのは、2色形成によってできていたからなんですね。

職場パソコンの安価なキーボードは表面がテカテカになって文字が色んな所でかすれています。

壊れたらすぐに代替品が来ますが、チープな感じが更新されることはありません。

Lenovo ThinkPad X220 を選んだのも、その当時のキーボードで秀逸だったことが最大の理由だったのですが、やはり正解でした。

いまでも最も打ちやすいキーボードのひとつですし、印字カスレもこの程度なのが驚きです。

アーキサイトのこのキーボードをメインで使う今でも、たまにダブルモニター環境で使うときに X220 のキーボードを打つのですが、今まで馴染んだから、だけではないこのキーボード特有の打ちやすさがあります。

キーストロークが浅いのに心地いい打鍵感があって、誤打鍵がない。ThinkPad ファンは結構古い PC を使っている人が多いですが、このノートパソコンのキーボードの良さもそのひとつです。私もそうなってきました。長く持ってしまうんです。

そのThinkPad のキーボードよりも高級感があり、将来の文字カスレなど起き得ない耐久性があるのがこのキーボードなんでしょうか? これからが楽しみです。

キースイッチはどれがいいの?

メカニカルキーボードにはキースイッチが数種類あります。このキーボードもさまざまなキースイッチを選ぶことができます。

職場で使うのには「静音赤軸」一択ではないでしょうか?「ピンク軸」とも言われていて、人気の高い軸です。

メカニカルキーボードには CHERRY MX スイッチが広く使われています。

赤軸 茶軸 青軸 の3つが基本で、ほかは派生ラインくらいの感覚でいいかと思います。

赤軸は軽くてクリック感がない、青がはっきりとクリック感がある、茶軸はその中間くらいです。

英語では、赤軸は Linear, 青軸は Clicky, 茶軸は Tactile と表現されています。

以前購入したメカニカルキーボードの1台目には、メカニカル初心者にもっとも扱いやすいと評判の茶軸を選びました。

気持ちよく打てて、メカニカルキーボードのよさを覚えました。でもちょっとうるさく感じます。自分は気持ちいいのですが、静かめの職場では気を使う打鍵音です。

それを踏まえて、今回は静音赤軸にしました。

家電量販店でたくさんキーボードをさわり、やっぱり通常の赤軸、茶軸でも音がうるさいかな、と思いました。

ましてやゲーマーに人気の青軸は、打った感じが「カチカチカチカチ」「かいか〜ん(快感)!」なのですが、音がしっかりうるさいです。

その音が気持ちよくハマりそうですが、職場では無理!

あと夜家族が寝静まってブログの記事執筆するのも無理!

ほかのメーカーのキースイッチも、この CHERRY MX スイッチのキャラクターをベースに、特性を変えて製品を出していますね。

いい感触のキースイッチはたくさんあり、それぞれの違いも楽しいのですが、静かなものはあまりないです。

「静音赤軸」は赤軸のリニアーな(クリック感のない)入力特性に加え、かなり静かなタイピング音になっています。

スコスコっ、と打てて気持ちいいです。

アーキサイト社の別の製品で、テンキーが付いていて小さい別モデルの Maestro 2S(スペースセービングキーボード)は茶軸の打鍵感がとても好みで、今回の購入にあたっては相当迷いました。


メカニカルキーボードでここまで気持ちいいものがこの値段で買えるんだ、と正直驚きました。

さすが信頼の日本の会社!

しかし今回は省スペース性を重視し ProgresTouch RETRO TINY を選びました。

購入してよかったです。

小ささ(省スペース性)、英語配列、静音性、打鍵感のいずれをとっても満足しています。

USB ケーブルでの接続はじゃまに感じますが、遅延がないと考えれば問題にはならないです。

メカニカルキーボードに慣れると困ること

自分の仕事がはかどるように仕事道具としていいキーボードを導入するわけなんですが、ひとつだけ困ったことがあります。

どうしても職場の共用パソコンを使わざるを得ないことも多くて、そのキーボードを使うときに、自分のキーボードとの落差を感じてしまうことです。

仕事のテンションまで下がります。

メカニカルキーボードに慣れると、職場の安価なメンブレンキーボードを使うときにストレスを感じるようになります。

キーを押下しても入力されない、とか、ぐにょんぐにょんする感覚とか、ちょっと我慢しないといけなくなる感じになります。プチストレス!

まとめ

使い心地、値段など総合的に、このアーキサイトのメカニカルキーボード ProgresTouch RETRO は、職場での質実剛健な文字打ちキーボードとして最高です。(個人の感想です)

おすすめします。

かてにん
Fingers crossed!

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