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“Audrey Hepburn” ちゃんと読める?【前編】|英語学習は音声から!カタカナ英語にお別れしよう!

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はじめに

アメリカで3年間留学経験のある「かてにん」です。息子がいたことで子供目線でアメリカを見ることができました。

語学専門家ではない私が留学体験で得た、英語学習、いや言語学習のヒントについて説明します。

子供のアメリカ現地校での経験

あーじゅりー

息子が現地校に通い始めてしばらくすると、友達が少しずつできてきました。

お友達の名前を色々言うのですが、さすがに異国の地、男の子か女の子かも判別できない名前が多かったです。

たびたび話に出てくるようになった子が「あーじゅりー」です。女の子、というところまでは分かったのですが。

保護者参観

保護者参観があり(アメリカの小学校ではいろいろな形で保護者が参加できるイベントがあります)、アメリカ生活中はできるだけ参加するようにしていました。

近くにいる女の子が名札をつけています。

“Audrey”

へーっ、さすがにアメリカ! かの大女優「オードリー・ヘップバーン」と同じ名前なんだ、って思いました。

遠くで遊んでいた息子が近くに走ってきて言います。

「この子が『あーじゅりー』だよ!」

えっ?!!

あーじゅりーAudrey

あの「オードリー」は「あーじゅりー」なの?

お笑いコンビ「オードリー」はもちろん「オードリー」に決まっています。(春日も若林も好きです)

映画「ローマの休日」をはじめとして有名な大女優 Audrey Hepburn も日本語で「オードリー」と呼ばれます。

イギリス英語のためか、たしかに「オードリー」と聞こえます。

アメリカでは「あーじゅりー」なんだ!

息子が言っていた友達の名前「あーじゅりー」と、近くにいた女の子が付けていた名札  Audrey と、女優の「オードリー・ヘップバーン」 Audrey Hepburn とが連結した瞬間でした。

英語学習のヒント

日本の英語学習からカタカナ発音をなくそう

最近では小学生から英語教育が始まり、多くの幼稚園でも外国人による英語のクラスがあります。私の時代とは様変わりしていて羨ましいです。とてもきれいな発音をするお子様も増えました。

でも大人の英語学習者の方!

「覚えた英単語はカタカナ発音ではありませんか?」

そのカタカナ発音が、リスニングの時の理解の妨げになっています。
そのカタカナ発音が、話すときに通じにくくなっています。

子供は素直で恥ずかしさが少ない

うちの娘は今小学3年生です。英語はこれからやろうかと考えています。

YouTubeで簡単な英語の動画を見せてマネをさせています。

さすがに恥ずかしさがない年齢ではないのですが、自宅で親と一緒に発音する分には、聞こえたままを発音することに躊躇はないみたいです。

正確ではない発音でも、リズムとかスピードとかつかめればいいなと思っています。

カタカナ英語の使い分け

帰国子女として、息子は中学生の時に学校ではカタカナ英語で音読していたらしいです。そのほうが日本の英語授業ではしっくりするって。

親としてはそれもどうかといい気分ではありませんでした。日本での集団生活のなかで生きていくのには必要なことなのかもしれないですが。必要悪・・・

アメリカでは日本人とアメリカ人のハーフの子どもたちにたくさんお会いしました。

多くのバイリンガルの子たちは、母国語の英語と「カタカナ英語」を相手(日本人)によって使い分けていたのが面白かったです。そう、とても正確な「カタカナ英語」!!

iPhoneではカタカナ英語

英語音声を聞いて学習する方法として iPhone を使ってテキストを読み上げてもらう方法があります。

好きな文字列を選択して、iPhone のアクセシビリティの読み上げ機能を使うのですが、これが通常私たちが使う日本語モードだと、「びっくりするくらいのカタカタ英語」で話してくれます。

面白すぎます。

しかし笑ってばかりもいられませんよ。英語話者からみたら、日本人の英語は多かれ少なかれこんなふうに聞こえているのですからね。

自分の英語もそんな感じです、きっと。

iPhone の読み上げ機能は実はとても良くできていて、英語だとアメリカ、イギリス、オーストラリア、アイルランド、インド、南アフリカが選べます。

さらに読み上げ速度まで任意で変えることができます。

私は英語の記事は Safari で読むと決めて、【設定】→【言語】→【英語】にしています。

ブラウザだと設定が英語でも問題なく使えますし、アプリごとに言語設定ができるので、 Safari ではしっかり「流暢なネイティブ英語」で音読してくれます。

これって素晴らしいですよね。みなさんもぜひ使ってみてください。

まとめ

  1. 英語は音でまず覚える
  2. 自分の中にあるカタカナ発音の英語を正しい音で覚え直す
  3. 話すときは聞いた音に近い音を出す

具体的には、

  1. 「あーじゅりー」と聞こえたら、そう覚える。
  2.  オードリーと覚えてしまっていたら、「あーじゅりー」とおぼえ直す。
  3.  声をかけるときは覚えたまま「あーじゅりー」と発音する。

はやく英語上級者になりたい「かてにん」です。

かてにん
Fingers crossed!

Audrey Hepburn  イギリス出身の大女優

出演した「ローマの休日」はあまりにも有名

この記事では Audrey を扱いましたが、次回は Hepburn を扱う予定です。お楽しみに。

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