娘（小学4年生）と一緒に楽しめる動画
いろいろ最新作アニメを見つつ、私が子供の頃のアニメも小学4年生の娘にも見せますが、ドラゴンボール はハマりました！
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2022年8月13日現在 Amazonプライムビデオ で見ることができます。
『ドラゴンボール』(1986-1989)
昭和のあの時代
私が子供の頃、中国拳法ものの映画や漫画が男子にははやっていました。ブルース・リーやジャッキー・チェンなどのテレビ映画があった翌日には学校でよくマネをしたものです
その流れをくんでか、『北斗の拳』は熱狂的な人気を誇りましたし、『魁!!男塾』のような「男子は根性」的なストーリーはよく受け入れられていたような気がします
いまでは考えられないですね
ドラゴンボール
ドラゴンボールはその流れの中にあります
『鳥山 明』 原作
その当時から作画は高く評価されていました
もちろんただの読者である少年としては楽しい世界だなぁ、というくらいの認識でした
が、専門家やマンガ趣味の人がいかに鳥山明の画がすごいか、ということを取り上げていたことを思い出します
『ドラゴンボール』は 主人公『孫悟空』が武道の達人『亀仙人』と出会い、仲間と出会い、強敵に立ち向かい「修行」をして「強く」なっていく物語です
（そんなことは誰でも知っている？ しかし私は今回全話見直して、けっこう忘れていたり知らなかったことを発見しましたよ）
その時代の「男は辛いけど修行して強くなる」のがよしとされていた雰囲気に見事にのっかっています
それが当時のビジネスマンのスタンダード。今のように「自分らしく」とか「ありのままでいい」なんて空気はなかった時代
「24時間戦えますか」というリゲイン（飲料）のCMソングは今でも耳に残っています
『ドラゴンボール』はスポ根ものにも通じますが、初期の『孫悟空』の「かわいさ」と「無邪気さ」がその根性論を弱めます
さらに『ブルマ』なんて、男女格差の大きかったその時代に「天才科学者」で「自立」していて「自由奔放」に生きてて「自分の感情にストレート」
「修行」「武道」「根性」の昭和の雰囲気を『ブルマ」ひとりでぶっ壊すほどの強烈なキャラクターで作品が「きれい」に見えます
『亀仙人』の武道家としての凄さと俗物ぶり
『クリリン』のひたむきで真面目だけど現実的なところ
『ランチ』さんもカメハウスにいるメンバーには欠かせない女性で初期から最後まで登場します
『ヤムチャ』『天津飯』と仲間に加わり、最終宿敵『ピッコロ大魔王』と対決！！
153話もあるのでずいぶん楽しめました！！
原作が少年マンガであるための昭和的サービス
それと同様に性的描写も今より寛大だったようで、このドラゴンボールの初期の作品では孫悟空がブルマのパンツを脱がせたり、亀仙人がブルマの胸を・・・、ウーロンがギャルのパ・・・
色んなところで少年マンガの対象読者むけのサービスっぽい「ちょっぴりエロ」が出てきます
はじめは亀仙人のしつこさに小4娘は理解できず・・・
ブルマに会うたびに変なことを企んだり、直接変なことをお願いしたり・・・
同じ頃のシティーハンターの冴羽獠と変わらん！
それがしょっちゅう出てきます
パンチラとか入浴をのぞこうとするシーンとか・・・
小4娘があきれてしまう・・・
はじめてドラゴンボールが7つそろい、神龍に頼んだ願い事は
なんと
ウーロンの「ギャルの・・・ください」
えっ！
壮大なストーリーの、ドラゴンボールがやっとそろって頼んだのが、それ・・・
ヒンシュクをかいながらもしばらくウーロンはそれをかぶっていました
なんかのんびりした牧歌的な時代だったのかなぁ
今のほうが自分らしく自由に生きられる時代ですが、こんな発想でそれがなんとなく許されていた空気感が今となっては逆に新鮮でした
同時期にマンガで始まった『シティーハンター』も露骨なので、そのバカバカしさが少年マンガとして楽しかったような気がします
ですが、やはり昭和的？！
今の令和の時代に見るアニメとしてはどうでしょう
新作令和アニメはそっち方面の描写の仕方自体が変わってきたような印象ですね
時代が変わって何十年も経って動画配信で古いアニメが見られるのはすばらしいことです
作品単体だけでなく、その当時の自分自身の状況、社会的な状況まで思い出して楽しめます
まさか大人になって、小学生の娘と一緒に見て、娘がとても新鮮に『ドラゴンボール』を観て楽しんでいるなんて、自分が子供のときには想像もできなかった
今の小学生に刺さるなんて、それも想像できなかった
テンポの良さ
今の漫画、アニメは最終話までよく練られている印象を受けますが、この昭和の時代、売れればどんどんストーリーを引き伸ばしていく方式でした
だからつじつまは長くなるほど合わなくなってくる
でも逆にストーリーのテンポもよく、漫画家がネタを絞り出して作品を作っている感が今より強く感じられました
アニメーションの作画は昭和的で、アスペクト比も今のテレビでは見にくいですが、とにかくテンポがいい！
先のバカらしさも含め、どんどんテンポよくストーリーが進んでいきます
ピッコロとの最終決戦だけは、このシリーズでは何話も使われており、毎週のテレビ放映で見るには耐え難いものがあったでしょうが、今の動画配信だとサクッと見れるのがいいですね
まとめ
小学4年生の娘と見るのにおすすめです
拳法もの 修行もの 戦闘もの ではありますが、キャラクターのかわいさとテンポの良さでどんどん楽しんで進んでいけます
『悪』も直接的に描かれるので、娘は「このーっ」とか言って画面の悪者に本気で怒っています
昭和アニメの良さかな。わかりやすい
うちでは『ドラゴンボール』を終え、『ドラゴンボール改』という続きのシリーズに移りました
こちらはワイド画面のリメイク版らしく画質は格段によくなっています
（出典：フジテレビ公式HP『ドラゴンボール改』)
さらに『ドラゴンボール超』につづくようで、まだまだ楽しめますね
夏休みもまだまだありますので、しばらく連日連夜『ドラゴンボール祭り』が我が家では続きそうです
かてにん rating
かてにん
Fingers crossed!
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安心して親娘で楽しめるアニメ
『スパイファミリー』 ↓
『からかい上手の高木さん』 ↓
『レイトン ミステリー探偵社 ～カトリーのナゾトキファイル～』 ↓
